初回の感想

マイナートランキライザー服用初回。朝の通学途上で服む。
ドクター曰く副作用は眠気とのことだったが、特に眠くはならなかった。でも頭がぼーっとして働きが悪くなってるのはよく分かった。ものを考えようとしても頭がうまく回らない。全身のだるさも来た。口と喉の渇きもあった。
あと感覚が鈍くなってるなあーというのはかなり強く感じた。大好きでいつも聴くたびに泣きそうになる曲をiPodで聴いても、今日はほとんど何も感慨が湧いてこなかったのは正直ちょっとショックだった。「耳元で音が鳴ってますね」という程度の認識しか持てなかったんだよね。聴覚刺激に限らず、自分と外界との間に透明などん帳(「透明なカーテン」という表現だと私が感じた抵抗感や遮蔽感をうまく伝えられない気がする)が降りていて、あらゆる外界刺激をそのどん帳をはさんで感じ取ってるような感覚だった。
肝心の薬の効果は、あった。と思う。少なくとも、毎週必ず調子悪くなって途中で一時的に抜けさせてもらってる授業では、今日は途中で抜けずに最後まで比較的リラックスして受講できた。これがどの程度薬の効果によるものなのかは分からないけど、いつもよりは不安感は軽減されてたような気がする。かも。
と言っても、実はその授業が始まった直後はやっぱり不安になって、あと1錠追加して服みたくて服みたくてもうたまらなかったんだけど(ドクターからは1度に最大2錠まで服んでよいと言われている)ね。でもきちんと薬との相性をモニタリングするためには初回から2錠服むのはよくないだろうと思い、勇気をふりぼって追加服薬したい気持ちを抑えた。結果的に1錠でしのげたからよかった。
午後になるにつれてだんだん副作用が収まってきた感じがしたんだけど、夕方から強度の眠気と疲労がやって来てちょっとしんどかった。これは服薬と関係あったんだろうか? とにかくへろへろに疲れて帰宅。
薬が効いたとぬか喜びせず、つき合い方を冷静に見極めていこうと思う。