冬〜
ごぶさたしています。3ヶ月以上たってますね。前回は「残暑が厳しい」って書いてるし(笑)
もはや冬本番ですね。京都はけっこう寒いです。今夜から明日の朝にかけて雪マークが出てる。うう、寒いの苦手〜。
2週間前に引っ越しました。めぞん一刻ふう「楽しい仲間たち」との半共同生活的アパートから、同じ左京区内なんだけど閑静で趣のあるエリアの貸家へ。あたし的には大変革です。引越した当初は以前に比べてあまりに広くて大きくて(あくまでも「前と比べると」ってこと)、身の置き所がない感じで落ち着かなかったし、心細いやらすごく寂しいやらで半泣きだった。でもじょじょにこの家に馴染んできた気がする。私この家すごく好きだわ。
でも家って寒いですね。夜に帰宅したら家の中が4度とかだもん。冷蔵庫の中にいるみたい。
あたたかくして、あと少しの今年を乗り切りたいですね。
なまみーず など
- その後の不自由
その後の不自由―「嵐」のあとを生きる人たち (シリーズ ケアをひらく)
- 作者: 上岡陽江,大嶋栄子
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2010/09/01
- メディア: 単行本
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最初から最後までほぼ共感しどおしだった。共著者の上岡陽江さんも書いてるけど、読んでて「私はね、〜〜」と話したくてたまらなくなる。そういう力を持つ本ってなかなかないですよ。すごい効果だよね。
使われてるのは徹底的に現場の言葉、当事者というか本人というか仲間の言葉。言葉の本物度合いが違う。「ニコイチ」とか「生身はつらいよ」とか、たくさんのキーワードが我が身にハマりすぎてて痛い。そう、生身はつらいんだよ。想像していたよりもかなりつらい。私もずいぶん長い間「酔い」を使って生きてきて、1年前から依存を切り始めて、今は生身のつらさを心身で味わってるから、よくよく分かる。この本にも書いてあったけど、心理的な痛みだけじゃなくて本当に体が痛い。
それでもやっぱり生身がいい。痛くても、これは自分の痛みなんだってちゃんと分かるほうがいい。ごまかさずに痛みを感じれるほうがいい。
今は希望があるから、痛くても大丈夫。痛くないフリをする必要はもうないんだ。
「なまみーず」の皆さんに感謝をささげます。
あ、イラストも最高です!
- サフラン・キッチン
- 作者: ヤスミン・クラウザー,小竹由美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/08/30
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主人公であるイラン出身の母マリアムの思考と感情と言動がよくよく分かるだけに、まるで私自身を見ているようで歯がゆかったんだけど、それでもやっぱりマリアムはたくましい。したたかで、美しい。
『テヘロリ』(と勝手に心の中で略してますが)を読み直したくなった。
- 作者: アーザルナフィーシー,Azar Nafisi,市川恵里
- 出版社/メーカー: 白水社
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- 見知らぬ場所
- 作者: ジュンパラヒリ,Jhumpa Lahiri,小川高義
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- 技法以前
技法以前―べてるの家のつくりかた (シリーズ ケアをひらく)
- 作者: 向谷地生良
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- こんなとき私はどうしてきたか
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ブルックナー/交響曲第7番
ブルックナー:交響曲第7番(ザールブリュッケン放送響/スクロヴァチェフスキ)
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でもやっぱり思い入れが深いのはマーラー。
はーい
お久しぶりです。おかげさまで私は元気です。
しかし京都の残暑は厳しいわ。さらに雨だと湿気がひどくて、もうウンザリ。
私夏生まれだし夏が大好きだったけど、京都に来てからあまり好きじゃなくなりました。だってあまりにも暑すぎるんだもん。今はもうビール飲まないしね。
でも冬もイヤなんだよな。
なんか1年のうち半分以上は気候がイヤって思ってる気がする。不自由だな。そのうち感じ方や体調が変わるといいのだけど。
明日・あさってと貴重な連休なので、今夜は久々にほっとしています。
そんなわけで今はブル7ちゅう。
シンガポール・シーフード・リパブリック
右上写真は、数週間前に大学オケ時代の友人2人と食べに行った「シンガポール・シーフード・リパブリック」のディナー。
新しい大阪駅の、大丸の上階にあります。
http://singaporeseafood.jp/
写真は魚の丸ごと揚げたんだけど、グロテスクですね〜。でも辛甘酸っぱソースでおいしかったよ。
メインのチリ・クラブ(カニがホットなソースに浸ってるんだわ)はかなりうまかったです。カニさん柄のかわいい紙エプロンをつけて、3人ではっしはっしと食べ尽くしました。
ところでカニをたらふく食べると脳内麻薬的なもんが出ませんか? 私は帰宅してから翌日の昼過ぎくらいまで、なんだかぽわーっと、恍惚としてました。
ランチはお得な感じぽいし、次は昼にも行きたいな。
そして、私たちは愛に帰る
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当たりかハズレか?とちょっと観るのをためらってしまいそうな邦題とジャケ画像ですが、京都シネマで上映してた時に見逃してて、先日ビデオ店で発見したら監督がファティ・アキンということに気づいたので観ました。
これは映画好きな人が好きそうな映画。とにかく構成が上手い。
第二部で、政治犯として収監中のアイテンを、アイテンが巻き込んでしまったために娘ロッテを亡くしたロッテの母が「あなたを助けたいの」と言うシーン。母の表情の優しさに心を打たれた。
トルコの音楽も素敵です。ナイトクラブでアイテンとロッテが愛のダンスをするシーンと、第一部でネジャットが車を走らせているシーン。どちらもトルコの音楽と共にあるシーンで、ドキドキした。
ドイツにおける「トルコ」、ヨーロッパにおける「トルコ」の立ち位置も考えさせられる作品でした。
追記:この映画の原題は「向こう側」みたいな意味のようですね。「そして、〜」としちゃうよりもずっと深みのあるタイトルだと思うんだけどなあ…