聖歌隊

イースターに向けて聖歌隊の定期練習が始まった。先週は夜遊びに出かけてしまったので行けなかったけど(教会の人には言えないな)、今夜は参加。讃美歌を歌うのは大好きなので、クリスマスの時もそうだったけど練習するのはすごく楽しい。
「歌やってたの?」と訊かれることがあるんだけど、私は学校時代に合唱部に所属したこともないし、特にレッスンを受けたこともない。歌は下手だと自分では思ってる。絶対音感はあるけど歌はぴったり正確な音程では歌えない。音程を絶対的に認識できる能力と再現(≒演奏)できる能力は別だからね。
でも私が育った島根県は産業のない田舎で豊富な自然環境の他には子どもが楽しめるものが少ないんだけど、そのぶん子どものクラシック音楽教育が盛んな土地なんだよね。お金持ちの家じゃなくても子どもの頃から比較的身近に楽器をやったり歌をやったりできる環境があるんです。それで私は小学生の頃からコントラバスを人に借りてやってたわけです。歌は通学してた中学と高校の合唱部が全国トップレベルで、その合唱部顧問の教員が音楽の授業を担当してたので、合唱部じゃないけど自然に歌の基礎が身に付いたんだろうな、たぶん。
今日は仕事がいつにも増してけっこうハードで、休憩時間も帰る道でも今日仕事で出会ったクライエントさんのことが頭からずっと離れなかったんだけど、歌ってるうちに楽しい気分になって仕事の強迫観念からひとまず抜け出ることができた。自然に笑顔になって、幸せな気持ちになった。歌の力はすごい。
今日の発見。私はハイFまでまともに声を出せるらしい。ボーイソプラノのように澄んだ声で歌えるようになったらいいなあ。