台湾旅行記 1日目

お盆休みに台湾へ行ってきました。
(*これをアップしたのは2011年2月26日です。写真はそのうち気が向いたらアップするかもしれません。)

  • 出国まで

もちろん準備は全然間に合ってなく、当日朝にパッキング。電車も空港バスもほんとに時間ギリギリだった。財布の中は23円。余裕のなさを象徴してますね。
バスの中で初めて格安ジェットスターチケットの契約メールを読んで、荷物を預けれないタイプのチケットだったと知った。ショーック! 機内持ち込みの手荷物はサイズと重量に厳格な制限があります、だって。それを超える場合は別料金とのこと。私思いっきり普通に荷物預けるつもりで、でかいボストンバッグに入れてきたんですが。がびーん。
バスの中でガイドブックとか読んでおこうと思ってたけど、ショックだったからふて寝した。そのうちに空港に到着。

  • 空港にて

そんなわけで空港に着いたが荷物のことで不安。規定の範囲内のカバンを空港内で買ってパッキングし直さないといけないのか?または不要な荷物をコインロッカーに預けとくとか?最悪エクストラ料金いくら取られるんだ?とか考えてたら不安で、チェックインする前にコンビニでビール買って飲んでしまった(←これは明らかなスリップ)。
ドキドキしながらジェットスターのカウンターでチェックインした。が、サイズについてはボストンバッグはぎゅっと縮めれば規定のサイズとみなせるし、重さもギリギリ範囲内だから、追加料金とかなしでOKです、としてくれた。融通のきくスタッフさん、ありがとう!!
やっと安心した。しかし帰りは土産で確実に荷物増えるから、帰りの荷物についてはまたちょっとがんばらないといけないだろうな。
空港内の自販機で海外旅行保険に加入。自販機で保険契約だなんて、便利な世の中になったものだなあ。それがいいかどうかは別にして。

  • 出発

機内整備か何かの都合で30分くらい遅れて搭乗・出発。
機内で初めて台湾とは時差があることを知った私。無知です。
ジェットスターアテンダントさんたちは、黒地にオレンジのアクセントが入った短めワンピースで、キュートかつフレンドリー。ほんとかわいいなあ。しかし機内食がなくて購入制なのは別にOKなんだけど、空調が寒かったのはちょっとつらかったな。

  • 台湾到着

着きました。
空港で入国審査の人が「Happy Birthday!」と言ってくれた。そう、今日は私の32歳の誕生日なんです、実は。まさか入国審査官が言ってくれるとは。サプライズですごい嬉しい。
空港から正しくバスに乗れて降りれたのは良かったんだけど、予約したホステルに辿り着くまでにすげえ迷って、疲れた。近くのファミマのお姉さんに訊いたら超親切に教えてくれて、やっと辿り着けた。ほー。ホステルのオーナーに会って、部屋に入って、やっとこさひと安心。
私は台湾語はまったくできないですが、英語でコミュニケーションがとれるホステルなので安心して居られる。明日から冷房付きの部屋に変えてもらえないか、さっそくオーナーと交渉もして成立したしね。
隣の部屋のアメリカ人とフロアのエントランスで雑談。「これから夕飯食べに士林へ行こうと思うんだけど」と言ったら、おすすめスポットや道順を教えてくれた。こういうのがホステルの良さですわね。
というわけで、地下鉄で士林へ行く。
士林夜市すげえよ! 平日の夜なのに、どうしてこんなに人がたくさんいるんだ!? そして皆楽しそう、皆食いまくってる。人々と街のすんごいエネルギーに圧倒される。食べ物屋台がひしめき合ってて、スペアリブみたいなのとか、臭豆腐の炒め物とか、何かの麺とか、フルーツジュースとか、色々食べたけど忘れてしまった。駅の横手にある巨大フードコートみたいな建物も、とにかくあらゆる種類の食べ物コーナーがぎっしり入ってて、すごかった。もうとても食べられないので、ピーナツ餅みたいなのを買って食べた。これまたでかくて油っこくてうまい。
あふれ出るほどの生のエネルギーに圧倒されて、普段とは違う種類の満腹感で、ぽわーっとなりながら帰りの地下鉄に乗る。
地下鉄の車内でバーガーキングのゲイゲイしいポスターを発見。デジカメに撮った(←気が向いたらアップします)。
ホステルの近所のファミマで買った仙草ドリンク(ゼリー入り)にハマった。めちゃ旨す。
反対側の部屋には日本から研修に来てる大学生がいて、夜中までフロアで語り合った。仕事のこととか、かのじょの勉強や将来像のこととか。かのじょは台湾のお茶の文化を学びに来ているらしい。日本に帰ったら就職活動をして立派に働きたいという目標を持っているらしい。そうか、私は仕事してるけどこれこれこんなんだよ、とか話したりして。旅先の、ほんのひと時の会話。もうかのじょと会うことはないのかもしれない。それでも、この記憶は旅の中の一場面として残るだろう。
もう会うことはなくても、かのじょが幸せに生きていけるといいと思う。日本で会社でバリバリ働くのかもしれない。そうじゃないかもしれない。「そのうち台湾でお茶の店とかやってるかもね、私」とか言ってたから、もしかしたら将来そんなことが起きるかもしれない。起きないかもしれない。どこで何をしていても、していなくても、元気に幸せにやっていってくれたらいいなと、無責任な立場から、願う。
シャワーを浴びて3時くらいに寝た。扇風機だけの部屋はやはり暑い。明日は冷房付きの部屋だから、今夜だけ我慢がまん。