バックパッカー終了、ベルリンへ帰還

  • 起床、朝食

7時に起床。久々によく寝た! ベルリンに着てから全然寝てなかったもんなあ。
今日はベルリンへ帰るだけ、と思うと気が軽い。ベルリンへ戻れる! 嬉しい。あの空気がなつかしい。
ホステルの朝食はパスしたし、洗濯物を受け取って荷造りも終わって時間に少し余裕があったので、ライプツィヒ中央駅まで散歩して、駅構内のスタンドで黒長パンのサンドイッチとコーヒーを買って、ホームのベンチで朝食。サンドうまい、マヨネーズがうまい。パンもかみごたえがあってしみじみしたうまさ。
駅からホステルへ戻ってチェックアウト。「いいホステルだった、ありがとう」とスタッフに伝えた。

ICでベルリンへ。無事にベルリン中央駅に到着。

↑駅構内の熊。ただいま、ベルリン!
車両整備のためにSバーンが全面ストップしているので、フリードリヒ・シュトラーセ駅までたった1駅行きたいだけなのに、往生した。英語で人に聞いても在来線(リージョナル・トレイン)の意味が分からなかったり、切符の買い方が分からなかったりして、困った。
なんとかDBの在来線に乗って、13時前にホステル(Mitte's Backpacker Hostel Berlin, Zinowitzer Str.駅からすぐ)に到着。今日から30日までこのホステルに連泊です。
小舟さんとTELで話す。今日は午後から小舟さんとお友達とバーベキューの予定だったんだけど、雨が降ってきたので中止になったとのこと。残念〜。
ホステルのロビーでビール(Javer Lime)を飲んでほっと一息、休憩。

さて、街歩きへ出発。
小舟さんおすすめのシュヴール・ミュージアムに向かうべく、メーリングダム駅へ。「シュヴール」とはドイツ語で「ゲイ」のことだそうなので、ゲイ・ミュージアムですね。

↑エントランスの熊もクィア仕様。さすが。
1階は企画展、2階は資料コーナーだった。
1階に展示してあったリスト(Herbert List)というゲイのアーティストの写真と絵に、深く感動した。特に絵画は、シンプルかつエモーショナルで、繊細でメランコリック。日本に帰ったら情報を集めて、ぜひ画集を買おうと思う。
2階の資料コーナーは、ドイツにおけるゲイ・ムーヴメントの歴史を、古代から現在に至るまで概観する資料がどっさり展示してあって、圧倒的。ドイツでもかつてソドミー法が存在し、それに対して市民の反対運動が展開されていたのだと知った。パワフルで希望を示す展示で、すごく勇気づけられた。
エントランスの脇でタバコを吸っていたら、1階の受付にいたスタッフのお姉さんもタバコを吸いに出てきたので、「このミュージアムは素晴らしい、感動した、特にリストの作品を見れたことがたいへん幸せです、本当に来て良かった」とつたない英語で伝えた。最後にもう一度1階のリストの作品を眺めて、ミュージアムを後にした。

  • 焼肉丼ディナー@小舟さん邸

夕方から小舟さんのアパートへお邪魔する。小舟さんのお友達も来て、焼肉丼パーティ。今日するはずだったバーベキューのために小舟さんが用意してくれてたお肉を、焼いてもらったのです。小舟さんとキラキラさんが2人で、きゅうりやにんじん、もやしなどで付け合せも作ってくれて、お肉と合わせて白米の上に乗っけて、焼肉丼の出来上がり。わーい! 小舟さんもキラキラさんも料理のセンス抜群なので、すごいおいしくっておかわりした。
一緒にゴハンを食べたベルリン在住のヴィヴラフォン・プレイヤーMくんは、11月に京都でライヴをするらしい。絶対行くよ!
それにしても小舟さんのご友人たちは、本当にほどよくゆるい感じで気持ちがよい人たちばかりだ。一緒に居てリラックスできる。今日ご一緒したMくん&Sちゃんも、ほんとに素敵な人たち。
バックパック旅行中は小舟さんちで預かってもらっていた私のスーツケースを持って、すごく疲れてホステルに戻った。
甘い物をどかーんと食べたい気分だったので、駅の向いのキオスクで特大(ドイツ人標準サイズよりもやや大きめ)の、ナッツがごろごろ入った白チョコを買った。ホステルのロビーのソファでぺろっとたいらげた。
週末ということもあってホステルは若者がわんさかいる。ロビーや喫煙ルームで食べたり飲んだりしながら盛り上がっている。入口の外では酒飲んでハッパ吸って大騒ぎしてる奴らもいる。でも特にイヤな感じはしない。おー元気だなあ、存分に楽しむがよい、あたしも楽しんでますよ、と思う。
シャワーを浴びて睡眠。