金沢小旅行:2日目
昨日の雷雨から一転、100%文句のつけようがない晴天。最高。
バスに乗って、金沢21世紀美術館へ。
「コレクション展Ⅱ」を見回る。複数の作品にジャパニーズ・アニメの影響力の強さを感じた。
デミアン・ハーストに惚れた。大好きだ!
あまりにも有名なあのプール、の底にも潜ってみた。
館内のレストランでランチ。白い前庭を全面ガラス窓の正面に見ながらいただく。前菜は白い絵皿型のプレートに自分で取り乗せて食べるスタイル。お代わり自由でちゃんとおいしい。メインは鯛のソテー。ぱりっと香ばしく焼けた皮にほんのり甘みのあるジューシーな身で、たいへん良い味だった。デザートはいまいちだったけど、食後のコーヒーも飲んで満足。
食後、再び館内を巡る。
「タレルの部屋」の静けさ。
デザイン・ギャラリーで開催していた「不自由な夢」展(大森礱佑子:スタイリスト&マエダサチコ:キャンドル・アーティスト)の幻想的で退廃的な美しさにやられた。
(http://www.kanazawa21.jp/designgallery/yokoomori.html)
その後は資料コーナーでデミアン・ハーストやロン・ミュエックの図録を眺めて過ごした。
無料ゾーンの充実(右上の写真はフリースペース。中庭に面したガラス窓の前にロッキングチェアが並ぶ)も、子どもや親への配慮も好ましい、「普通の」市民にきちんと愛され使われていることが分かるこの美術館を、満喫した。
元気があれば兼六園へも行こうと思っていたが、眠くて疲れていたので早めに帰ることにした。兼六園ならまた来る機会があるだろう。なければないで良いし。
サンダーバードの発車ベルは、友人が教えてくれた通り琴の音だった。
フォーラスで買ったケーキを食べながら、帰路をゆく。
完全にノープランだったけど、良い旅になった。無理してでも来てほんとに良かった。
金沢はまた来たいと思う魅力的な街だった。今度は誰かと一緒に行こう。