ついに、べてる体験。

美術館を出て、地下鉄で丸太町へ。近くのコンビニでパンとカフェオレを買って、御所の中のベンチに腰掛けて食べた。あいにく少し肌寒かったけど、御所は相変わらず樹だらけ・みどりだらけで気持ちいい。またみどり浴に来たいな。
そして、べてるの講演へ向かう。御所から徒歩3分くらいの、こどもみらい館というところで行われた。
ご説明しておくと、「浦河べてるの家」というのは、北海道の浦河町という街にある精神障害を持つ人たちが共同で暮らしておられる場です。とてもユニークな活動を展開しておられるということで、福祉業界とか精神医療業界を超えて近年広く注目を集めている場が、べてるです。
今日のゲストは清水里香さんと杉山里子さん。講演の内容は、べてる礼讃という感じではなくて、お2人ともご自分の体験からご自分のコトバでお話されていたのでとても伝わってくるものがあった。そしてやはり、お話が上手い。それも小手先の上手さとかじゃなくて、聞いている側に届く・響くお話ができるという上手さ。しかも笑いもまじえながら。コトバを持つということ、語るということって、本当にすごいことなんだな。
がんばって聞きに行って良かった。