ガッカイPartⅡ

今日は昼前から学会の2日目でした。さすがに今日は面白かったですよ〜、よかった。なんと言っても5000円払ってるしね。
午前は院生さんらの発表に対するくらもとさんのコメントがたいへん鋭くて、面白かった。
そして午後のシンポジウムでは、たていわさんの発言がいちいち示唆に富みまくりでした。たていわさん、不勉強な私でも分かるくらいに、明らかに優秀な方ですね。私は、書かれたものから勝手にためらいがちに話す人を想像していたんだけど、リアルたていわ氏はとっても潔くクリアカットなしゃべり方をされる人だった、のが個人的には意外でした。そしてさらに、私の卒論に関わるだろうトピックもちょこっとだけ話しておられたのでラッキー♪って感じでした。
昨日・今日の色んな院生さんらの発表に対しては、今日のシンポジウムのパネリストからも不満や批判が提出されていて、「そういう発表は他の学会でやった方がいい」と発言されたパネリストもおられました。今回の学会は、そもそもこの学問って何なの?誰が何をやるの?何を目指すの?といった根源的な問いが露出したものだったように思います。「ゆるゆる」であることそのものに大きな意味のある学問なのだけど、そのゆるさゆえの危うさにどう向き合っていくか、ということが課題だよなあと思いました。
でも、行ってよかったです。異文化体験でした。来年、うちの大学の誰かが発表しないかな〜。