ちょぴん

そんなこんなで、昨日は子どもと遊ぶボランティアに行き、その後ボラ仲間に私のやさぐれ話を聞いてもらってちょっと落ち着いて帰宅した。帰ってからは珍しく3時間くらいピアノを弾き続けました。しかもガラにもなくショパンなんか練習してしまったよ。私ショパンピアノ曲って聴いてると耳が飽和状態になる感じがしてあまり好きではないのですが(高校時代に下手なナルシスト男子が毎日音楽室で弾いてたのがトラウマになってるのかも)、あのToo Muchな響きって自分で弾くぶんには結構楽しい!ということを昨日発見しました。しかも思ってたほど譜面ヅラ的には超難ってわけじゃないんだね。根気よく練習すれば、個人的に楽しむ程度のレベルではどうにかこうにか弾けそうな感じ。「革命」の冒頭 Allegro con fuoco を弾きながら、この気持ちよさって何かに似てるなーと思ったら、カラオケの爽快感と似ているのでした。あくまでも私の個人的な感覚で言えば、という話なので、全世界数千万のショパン・ファンのみなさんには怒らないでいただきたいのですが。でも、このほとばしるパッション。音のうねりに乗せて沸き立ち踊る血潮。これってまさにカラオケの気持ちよさと同類じゃないでしょうか。もちろんショパンの音楽は時代を超えて受け継がれていく芸術作品であって、私にはその深みを探求するだけの能力も情熱もないわけだけど、別にこういうノリの楽しみ方もあっていいと思うんだよね。個人的な楽しみとして、ね。
とりあえず目下の目標は「幻想即興曲」を弾けるようになることだけど、こいつは難しい。なんせ右手と左手がかみ合わないっ! ドビュッシーの「アラベスク第1番」を倍速にして右手と左手を入れ替えた感じ、と言えばその難しさを分かっていただけるでしょうか。分かんないよねそんな例えじゃ。ごめんね。うまくいけば3年後くらいにおぼろげながら弾けるようになってるかもしれないです。気の長い話ですが。そうこうしてるうちに他の曲も弾いてみたくなってきた。楽譜いろいろ欲しいな。「ペトルーシュカからの3楽章」ってやっぱ難しいのかな?(のだめ病。) ・・・って遊んでないでいい加減勉強しろよ自分。