そうそう、

R.シュトラウスの「4つの最後の歌」ね。数日前から何度も何度も聴いてます。4曲とも本当に美しいですが、特に3曲目(「眠りにつくとき」)。絶品です。中学の頃から自分の葬式でかけて欲しい曲はモーツァルトのレクイエムの終曲(「コンムニオ」)だったのですが、最近ではこちらの「眠りにつくとき」のほうがいいなあと思うようになりました。音楽はもちろんのこと、ヘッセの詩が大変に素晴らしいです。以下に引用させてください。

「眠りにつこうとして」(ヘルマン・ヘッセ
一日の営みに私は疲れ果てた、
私の切なる願いを、星のきらめく夜が
やさしく受け入れて欲しいものだ、
疲れた子供を抱きとるように。


手よ、一切の行為をやめるがよい、
額よ、一切の思考を忘れるがよい、
いま、私の感覚のすべては
ひたすら眠りに沈みたがっている。


そして魂は誰にも見張られることなく
自由な翼を張って漂おうとしている、
夜の魔術的な世界の中で
深く、千倍にも生きるために。
(訳:西野茂雄)

そんなわけで、これからまた気が変わるかもしれませんが、しかるべき時には関係各位よろしくお願いします。あ、別に人生を思い悩んでるとかそんなことは全然ないからご心配なく♪