部活ボランティア

金曜は母校の中学で部活ボランティアの日。昨日楽譜をもらったらしいムソルグスキーラヴェル組曲展覧会の絵」の初見パート練習を見る。全曲を弾くわけじゃないだろうけど、それにしても中学生にとっては相当な難曲だ。調性や拍子の点で把握しづらい曲がいくつもあるし、譜面的にも難しい箇所が多い。ばりばりのハイ・ポジションの旋律も出てくるし、これははっきり言ってかなりきつい。大学生だってなかなかまともには弾けないよ。と思いつつ、まあ折角やるんだから彼らが楽しく取り組めるようにサポートしよう、と決めて練習を始める。今日は冒頭の「プロムナード」と終曲の「キエフの大門」の2曲だけ。まだろくに弾けなくて当然なので、私が旋律を歌いながら手拍子を打ちながら デタラメでいいのでひと通り弾いてもらう。ぐちゃぐちゃながらも何となくこのフレーズ格好いいなとか、ここのリズムは面白いなとか、そういう興味を持ってもらうことはできたみたい。練習してもっと弾けるようになりたい!と思ってもらう一応の「取っ掛かり」は作れたかなーという感じ。まあ初見だからね、その辺りで上出来でしょう。
あ、それから来月の合宿で(似非)トレーナーをすることになった、と話したところチェロの子もベースの子も歓迎してくれたので安心した。よろしくお願いします!って元気よく言われたけど、こっちこそよろしくお願いしますですよ。いやまじで。ほんと似非だからさ。
他のパートの子たちも得体の知れぬ私の存在にだんだん慣れてきたようで、おしゃべり相手の範囲が毎回少しずつ広がっていくのが嬉しい。今日も楽しく過ごさせてもらって るんるんチャリをこいで帰った。