「♪口笛はなぜ 遠くまで聞こえるの?」

昨日から3コマ目の講義で「アルプスの少女ハイジ」が題材に取り上げられ始め、思わず興奮してしまった。ハイジとアラレちゃんは、私が幼児期に深く傾倒し同一化を図った言わばアイドルだ。ハイジが送るアルムの山での日々がどんなに魅力的に思えたことか。金魚の入っている水槽をほうきの柄でかき回して「チーズ作ってるのー」と言っていたことを、自分でもよく覚えている。しかし今現役でその講義を受けてる子たちはハイジのお話なんてまず知らない世代なんだよねー。この興奮を分かち合える仲間がいないことがつくづく惜しい。それにしても先生の口から「アーデルハイド(ハイジの洗礼名)」とか「ロッテンマイヤーさん(クララの養育係)」という懐かしい名前を聞くたびに、当時の興奮がよみがえってきて1人でむずむずしていた。いや、真面目な心理学の授業なんですけどね。