午後9時半の戯言

GWに上京した折に友達夫婦が作ってくれた料理をまねっこして作ってみたらすごーくおいしくて、ぱくぱく食べてるうちにどうしてもビールが飲みたくなって(この料理がビールにぴったりなんだわ)、久々に実家で飲んでしまった。続けてスカイ・ウォッカのグレープフルーツ・ソーダ割りみたいのを飲んで(私はスミノフの方が好きだけど)大きいめの音量でEGO-WRAPPIN'とJunko OnishiのCDをかけてちょっとゴキゲンになる。
ああ、私はただただ単純に誰かとどこかのバーで美味しいお酒を飲みながら罪のないおしゃべりをしたかったのね、と気づいた。いかーん、このままだと魅力的なんだけど怪しげな院生の男性(既婚)といつか飲みに行ってしまいそうだ。誘われたらたぶん行っちゃうな。飲むだけだし、ね。
甘ったるい白ワインを飲みながらなんとなしに自室の本棚の下段に入れてるクリアファイルの束を繰っていたら、学生時代のレポートが出てきた。なつかしい。5年次(笑)に書いた先史学のレポート、''What is an 'archeological cultue'? What do such cultures mean in social terms?" なんて結構やっかいなテーマについて、割にうまいこと論理的に自説を展開して評定Aをいただいている。へー。私はレポートや卒論の類はほぼすべて「お筆先」状態、つまり軽い憑依状態で(軽くない時もあったけどさ)書いていたので、あらためて読み返してみると自分でもほおーと感心したり驚いたりしてしまうのです。
それでもこの私が書いたという事実に変わりはないわけで、なあんだ私だってその気になればいろいろできちゃうんじゃん、なんて不遜なことを思ってみたりする。
ほろ酔い度20%、25歳の女の戯言でした。