無言の裏切り

今日は自動販売機に裏切られた。しかも2度も。

1度目は朝。
うちのアパートの玄関脇にある自販機でホットココアを買ったとき。
1000円札を入れて買ったのに、あろうことか釣銭が260円しか出てこない。
何度返却ツマミを回してみても、釣銭口を手探りしても、260円ちょっきりしかない。
残りの釣銭がかつてそこにあったという記憶も、これからちゃりーんと落ちてきそうな予兆も、まったくない。
ただもう文字通り、「ない」のだ。


そして2度目は昼休憩のとき。
食欲がまったくないのでお昼は缶コーヒーだけで済まそうと、
職場近くの自販機で「クリーム入りカフェラテ」のボタンを押す。
がしかし、ごとんと落ちてきた缶に記されていたのは「ジョージア関西ブレンド」。
ぜんぜん違う商品じゃん!
しかも何なんだよ関西ブレンドって?! 意味分かんないよ!
でも出てきちゃったものはしゃあないからね、飲んだけど、
何のひねりもないごくごくフツーの缶コーヒーだったですよ。


こういうのって、苦情を言ってもその処理にかかる手間ヒマに対して
さらにイライラするのが目に見えてるから、結局泣き寝入りしてしまう。


これを教訓に、明日からまたちゃんとお茶を沸かして持って行こうと
固く心に決めたのでした。