ジプシー・キャラバン

友人と別れて、アパート住人とみなみ会館で鑑賞。今日は「誰でも1000円」の日にもかかわらず、全然混んでない。これが京都のいいところ。大阪ではこうはいかない。
http://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/
映画は予想通り、音楽が圧倒的に素晴らしかった。タラフ・ドゥ・ハイドゥークス以外のミュージシャンはちゃんと聴いたことがなかったので、ノックアウト。
そしてエスマ(マケドニアの歌姫)とフアナ(スペインのフラメンコ・ダンサー/シンガー)と「マハラジャ」の女装ダンサーの生き様にやられた。
壮絶なサバイバー映画だった。
そして、この人たち(ジプシー/ロマと呼ばれる人たち)の生と死の歴史の結晶である音楽を消費している私。つらい。
音楽のパワーによる高揚と自分の立ち位置のきつさがない交ぜになり、息苦しくてぜいぜいしながらチャリで帰路につく。