この集まりを離れるのは寂しい

昼前から夜までがっつりセルフヘルプ関係のイベントに参加。スタッフもやったのでそれなりに小忙しく動きまわった。
NA(ナルコティクス・アノニマス、薬物を使わずに生きていきたい人たちの自助グループ)の方から会の運営に関することなどをいろいろ学べたのがありがたかった。私は言いっぱなし・聞きっぱなしの自助グループにこの2年弱参加してきて、傲慢にも(!)AA(アルコホーリクス・アノニマス)系のグループについて分かったような気になってたとこがあったんだけど、完全に間違ってましたね。ほんと傲慢でした。やっぱり先人がやってきたこと、つくり上げてきたこと、失敗してきたこと、それを乗り越えてきたこと、そういう積み重ねから学ぶことは不可欠だ。これから学びます。
あと、昨日はパブリックな場で初めてカムアウトした。計画的カムアウト。この場では参加者とよい対話をしたい、そのためには私はカムアウトしたほうがやりやすい、と考えてたから。
昨日のイベントは基本的に誰でも来れる場だったし、私が通う大学の学生・院生さんが来る可能性や、私が専門としている精神保健福祉分野の顔見知りの人たち(ユーザー、支援者など)が来る可能性ももちろん大きかったんだけど、それでも必ずカムアウトしようと心に決めていた。おかげで前日から調子おかしくなってたけど。そして結局昨日はそれらの「来るか?!」と思ってた人たちはほとんど来てなかったけど。戦闘モードのスイッチ入れる覚悟までして行ったんだけどな(苦笑)。
結果的にカムアウトじたいはつつがなくできた、けど、カムアウト後にその場で「○○であるtsukihoshi」という看板を背負って周囲の人たちとコミュニケーションするのが、なんかぎこちなくてヘンな感じだった。嫌な感じは全然しなかったけど。これも少しずつ振舞い方を学んでいくのでしょう。
充実感に満たされて帰宅、疲れ果てて友人にメールを打ちながら寝る。今朝起きて、昨夜最後に送ったメールがちゃんと意味を成してたので安心した。

…最後になんかオチをつけないと書き終われない、と毎回思ってしまう。これも大阪暮らしの影響か。楽しいがちょっと強迫めいてもる気もする文化です。今日はあえてオチなしで終わろう。