ゲド戦記Ⅳ

昨日、ゲド戦記のⅣ「帰還」を読了。勉強もせずに何やってんだかなー。
ゲド戦記って言うほど面白くないじゃーんと思いつつも、なんかこれ妙に後を引くんですよ。読んでる最中よりも読んだ後でじわじわ効いてくる何かがある。で、物語のその後が気になって結局次の巻を読んじゃうんだよなあ。
私はⅠとⅢは読み進めるのに根気が要りましたが、ⅡとⅣはぐいぐい読めました。ⅠとⅢは冒険する「男」の物語、ⅡとⅣは生き延びる「女」の物語って感じがした。ⅡはDVの事例に思えたけど、今回のⅣは児童虐待の事例のようだった。映画化されるのはきっと「男」の冒険の部分なんだろうなとは思うけど。