彼女に話して。

借りてきてたDVDを昨夜観た。

トーク・トゥ・ハー スタンダード・エディション [DVD]

トーク・トゥ・ハー スタンダード・エディション [DVD]

主役男性は格好いいと思った。こういうゆけてる禿男が増えれば発毛・育毛・カツラにすがりつく人は減るのでは? だって今私が入ってる寮の男子たち(ってことは20歳前後ですよ!)ですら、食堂でゴハン食べながら自分の髪事情の行く末を案じるトークしてるもんね。ハゲ問題って日常で見えてるのに見えてない「暗黒大陸」だよなあ。
ハゲ話にそれてしまいましたが、映画の中身はあまり好きにはなれなかった。「社会的には認めれるものじゃなくても、異常でも、法を犯していても、愛に生きた看護師(というかケアワーカー。男)の生き方は美しい」というのが期待される反応なのかもしれないけど、あいにく私は全然そんなふうには思えなかった。そのケアワーカーに同情して感動するなんてことは絶対にできない。できるわけがない。
映像はとても美しかった(特に禿男が泣くシーンやバレエの舞台)し、音楽もすごく良かったけど。私にはしんどかった。