3番の3楽章

今朝はものすごく嫌な夢で目が覚めた。1日の最悪なスタート。ぼそぼそ朝食をとって、頭痛と気分の落ち込み満載でオケの練習へ。こんなに低調なんだから今日は技術的なことはひとまず置いといて自己治癒のためにシューマンを弾こう。と思ってたんだけど、シューマンさんの世界はそんなに甘くないのでした。色んな箇所で指揮者にばっちり注意されたよ。「ベース音程悪いね〜」って言われたし。あははー、その通り。
でも、まだ全然思うように弾けないけど、今日は3楽章(シューマン交響曲第3番 ライン」の。)を集中的に練習できて嬉しかった。3楽章、めちゃめちゃ好き。もうどうしようもないぐらい美しい曲です。弾きながら泣きそうになってしまう。歳をとっていくというのは大変なことだけど、「緩徐楽章の素晴らしさが身に染みて分かるようになる」っていうのは、人生の様々な体験を経て初めて可能になることなんじゃないだろうか。
しかし、嫌な夢を見るのは本当に嫌だ。こんなことが続いたらとても耐えられない。夢をコントロールできる(もしくは見ないようにできる)クスリがあったら欲しいよ。