ラフ2終了

tsukihoshi2005-11-27

昨日は所属するオーケストラの演奏会でした。実は知り合いが聴きに来てくれる演奏会に出るのは久しぶり(もしや大学卒業以来?)なので、あんなに文句言ってたくせに少し緊張してしまった。かわいいなあ私。(と自分で言ってみる。)
そんなわけで、メインのラフ2(ラフマニノフ交響曲第2番」)は余裕な顔して演奏を楽しむ予定だったんだけど、緊張のため音楽に100%入り込んで弾くことはできなくて、それはちょっと残念だったな。しかも、私は本番で目立つ失敗をしたことは今までたぶんあんましないと思うんだけど、昨日は3楽章の例のメロメロ〜な旋律の裏のピツィカートのうち1コを、感極まって1拍早くはじいてしまったよ(笑) 学生時代にこの曲をやった時に感極まってフライングで「ぶは〜」と吹いてしまった同期(らっぱ吹き)のことを思い出した。いや、なんかこらえきれなくってさー。ほいで終演後に同じパートの人(私からはけっこう離れた位置で弾いてた人)にその旨を白状したら「あー、聞こえた聞こえた」と言われた。あはは〜。
まあ何はともあれ、全体的には大きな事故もなく、とても聴かせる音楽になってた箇所もいくつかあり(管楽器うまいのよ、特に3楽章のクラSoloブラボーでした!)、そう悪くない演奏会だったんじゃないかと思う。お客さんにも、ラフマニノフさんの思いの一端ぐらいはお伝えすることができたんじゃないかなと思う。
願わくば、よい環境でラフマニノフを弾ける機会がまたいつかあるといいなあ。
そして、貴重な休日に、しかも隣県や隣隣県へまで出向いて聴きに来てくれたお友達のみなさんに、深く感謝します。来ていただいて、聴いてくださって、私はものすごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。