サヨナラ

昨日は朝から実習先でオリエンテーション。実習の日程、内容、注意事項などの説明を受ける。いよいよ勉強が始まるんだ、という思いを新たにする。
その後は図書館で友人と落ち合い、吹雪の中を歩いて中華屋で昼食。タンタン麺うまかったー。午後は図書館で滝川一廣「『こころ』の本質とは何か」を読んだり、友人としゃべったり。17時に図書館が閉まった後は河畔のケーキ屋さんでお茶。このチャイおいしい〜とか言って喜んでる間に外はとっぷり日が暮れていて、不登校児の教室の先生&ボランティア仲間の「今年度お疲れさま会」へと急ぎ足で向かう。
一昨日から少し体調が悪かったのでセーブ気味で飲むつもりだったんだけど、しょせん私にそんな芸当はムリでした。いつものようにばっちり飲んでばっちり酔っ払ったよ。2次会はカラオケに行って騒いですごく楽しかった反面、もうこの人たちとはしばらく会えなくなるんだよなあと思って終わり頃は相当哀しかった。みなさんに別れを告げてタクシーに乗り、家の側で車を降りて歩き始めた時、ボラ仲間くんから電話がきた。3次会のお誘いだった。もう死ぬほど行きたくて泣きそうだったけど、私も実家に居候の身、これ以上帰りを遅らすわけにはいかないので(そして誘ってくれたことは本当に嬉しかったので)、彼にはお礼を言って電話を切った。
去年の3月に仕事を辞めてこの街に帰ってきて以来、私にとってこの1年は「公式にはどこにも所属していない」ことから来るある種のしんどさを抱えながら生活する日々でもあった。それは意外にも、あらかじめ想像していたよりずっときつい体験だった。そうした日々の中で、ここの教室の子どもたちや先生方やボラ仲間との関わりは、私がほぼ1年を通じて持つことができた(というか持たせてもらった)数少ない貴重な関わりだったし、そうした関わりの中で私は確かに「自分はここに属している」という感じ、「ここに居てもいいんだな」という感じを持つことができた。この教室に行っていなかったら、私のこの1年はもっとずっと暗くて重いものになっていただろうと思う。彼女ら/彼らと別れるのはすごく寂しいけど、帰省した時に会えるいい友人・知人が増えたんだし、私は自分が行くべき場所でするべきことをしようと思う。そして次に会う時には、嬉しいことも悲しいことも楽しいことも苦しいことも色々詰まった、私なりの数ヶ月分のエピソードを話せたらいいなと思う。
とか言いつつ、早くも近日中にまた誰かと飲むかもしれませんが(笑)