やっぱりベースが好き

おととい(6日)は退勤後、大徳寺の側にあるコントラバス工房角本(かどもと)さんにお邪魔しました。知人が楽器を買うのに付き合って。
コントラバス工房角本
http://www.contrabass-shop-kadomoto.com/
こぢんまりした店内いっぱいにベースがひしめきあってて、知人が来るまで「いいなー あの子もこの子も可愛いなー」と物欲しそうな目でうずうずしながら待ってたら、オーナーさんが「弾きます?」って試奏させてくださった。
5年ぶりくらい(たぶん)のベースの感触、やっぱりいいわあ〜。商品だからしなかったけど、「ただいま!」と楽器をハグ&キスしたい気持ちでした。もちろん腕がなまりまくってるから全然弾けないんだけど、それでも触ってるうちに体が思い出してくる。
ヴィオラヴィオラで好き、そして私はやっぱりベースも好きなんだよなあと、しみじみ思った。そりゃそうだよね、15年くらいがっぷり組み合ってきたんだもんな。どんな人とよりも、身も心も文字通り寄り添って一緒に生きてきたんだもの。
知人が来てからは、彼のお買い上げ候補のドイツ製5弦を試した。私には鳴らせれないけど、彼の弾き方にはよく合ってていい響きをする。特にA線の丸くて深い響きが素晴らしい。彼はめでたくお買い上げ交渉成立。
当然ながら(当然でしょう!)私も1台買いたくなってしまった。馬力はなくていいから、小ぶりでレスポンスが良くて響きのバランスのとれたやつが、欲しいなあ。
帰り際にオーナーさんが「また遊びに来てくださいね」って言ってくださって、「ほんとに来ますよ!」と答えた私。今度行ったら買わずにいられる自信がない。楽しみだけど危険だわー。最近ヴィオラの練習サボってるし、半年以内に引越すし、現実的に考えたら今買うのは賢いことじゃないって分かってるんだけど、あの子たち可愛いすぎてこっちのそういう現実検討能力がブッ飛んじゃうんだよね。
お店を出てからも体が(特に手と腕が)久々の感触に喜んでた。
とにかく、盆休みはヴィオラたんと愛し合おう。
ポリアモリーラクじゃないっすね。