環状島:トラウマの地政学

環状島=トラウマの地政学

環状島=トラウマの地政学

今回もさすが、宮地尚子
基本的に精神科医が嫌い(爆)な私が尊敬する、数少ない精神科医の1人(あとは中井久夫)。
プライベートのごたごたなどでなかなか読みきれてなかったんだけど、昨夜やっと読了。
後半の「ポジショナリティ」と「加害者」の章が圧巻。指摘のあまりの鋭さ、適切さにノックアウト。すごい。すさまじい。
私が一緒に居たい人というのは、こういうことを理解できる人、少なくとも理解しようと努力する人なんだな。と思った。
最近は思考が幼児退行しがちだったんだけど、この本でむんずと引き戻してもらえました。
覚醒。