面会

夕方、後楽園駅で友人とお茶。誰かと面と向かってまともな会話をするのが久々で、死んでいた脳細胞が生き返っていく感じがする。遠くまで来てくれた上にお茶もごちそうしてくれた友人に感謝。
その後ドンと面会。伝えたいことをきちんと伝えることができて、ドンにも分かってもらえて、いい対話ができた。この人は今の私の命綱の1つだと、あらためて思う。
その後ドンに夕飯に誘われ、体調悪いので一度は断ったが、こうしてドンと共に過ごす時間はもうしばらく(少なくとも今後何年かは)ないのだろうと思い、ご一緒することにした。が、やはり気分が悪くてまったく食べられず(ものを噛んでも飲み込めない状態)、ドンには申し訳ないことをしてしまった。私はおなかが全然空いていない時にも人と楽しく食事をとる社交上の訓練を重ねてきたし、食べ物を残すことに強い罪悪感を持っているので、今回のようにまったく食べれず丸々残すなんてとても珍しいのだけど。
それでも、今日はドンから共に過ごす時間をプレゼントしてもらったんだと思っている。ドンとはこれまでずっと大泣きしながらしか会話できてなかったので、笑って話ができたのも良かった。散々情けないところをさらしてるけど、少しはドンの前でも格好つけたいし。
障害者運動のリーダーの中には、献身的に活動するあまり早くに亡くなる方も多いと聞く。今回私がこんなに酷使しといて言えるセリフじゃないけど、ドンには絶対まだ死んでほしくない。もっと成長して必ず再会しに来るから、どうぞ生き続けてください。