薔薇の名前

薔薇の名前 特別版 [DVD]

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なぜにこんなひと昔前の(20年前!)映画をわざわざ借りてきたかというと、医療福祉の授業の担当Y先生がオススメしておられたので。中世の巡礼が話題に出た時だったかな。
私はグロい系・怖い系はからきしダメなので「うっ」と思う場面も多々あったけど、謎解きものとしてまあまあ楽しめました。この映画から得た教訓は「本を読む時は気をつけようね」ということですね。「王妃マルゴ」を観た時も思ったけど。
王妃マルゴ 無修正版 [DVD]

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もしかしてああゆう殺人の仕方ってトリックのレパートリーの1つなのかしらね?(ミステリーファンではないのでよく知らないのですが。)
異端審問官のギーが鎖につながれた「異端者」をご主人様目線で見下ろすシーンで、強力なデジャブに襲われた。なぜ?と思ったら、ギー役の人は「アマデウス」のサリエリだったのねん。
アマデウス [DVD]

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暗い情熱に燃えつつ上から冷た〜く見下ろすあの目線。私そういうの弱いわあ。あんな目で見られたら何でもぺらぺらしゃべっちゃうこと請け合いです。
とは言え、中世の巡礼の映画と言っても、エリートなY先生はまかり間違ってもパゾリーニの「カンタベリー物語」なんか学生にオススメはしないわけで。まあそりゃそうよね、善良な社会福祉学部生の方の中には吐いたり卒倒したりしちゃう人もいるかもだし。そう考えると、これを授業で大スクリーンに映して毎週学生に見せてたT大の今泉容子氏はやはり強者だよなあ。願わくばいつかまたあの人の講義を聞ける機会があってほしいものだ。