新緑の京都

tsukihoshi2006-05-04

昨日はご学友Mちゃんと京都に行った。Mちゃんとはつい4日前にも奈良へ遊びに行ったばかり(http://d.hatena.ne.jp/tsukihoshi/20060430)。うちらこんなに遊んでていいのかしらー?と思いつつ、まあ連休だしこういうのもありでしょ、とお互いに納得させあって淀屋橋から京阪に乗る。
五条で下りて、歩いて清水寺へ。バス使おうか若干迷ったけど徒歩で全然問題なかったです。とろとろ歩いて30分くらいで着きました。観光客はそれほど多すぎなかったので安心した。
私は清水寺は過去2、3回行ってるのでちょっとナメてかかってたんだけど、境内と下方に広がる杜の新緑がこんなに美しいとは! まぶしいくらいみずみずしい黄みどり色の洪水。しかも昨日は文字通り雲ひとつない晴天で、気温も最高21度くらいだったのでこの上なく気持ちよかった。

↑清水の舞台。坂をのぼった上のさらに高いところにあるので、遠く市街地まで見渡せます。
爽やかな風に吹かれつつ清水ワールドをたっぷり堪能した後は、2年坂やさんねい坂を下って、八坂神社の脇の軽食屋さんでランチ。観光料金なのが納得いかないけど、歩き疲れたので妥協して高い蕎麦を食べました。「おにぎりとか持ってきて公園か境内で食べればよかったね」とMちゃんと話す。うん、次回はそうしよう。
店を出て、八坂神社を通り抜けて円山公園へ。観光客だけじゃなく地元の人たちが老いも若きもくつろいでていい感じ。私たちは池の脇を左へ入って行って知恩院へ。
知恩院は初めて行ったのですが、とにかくでかい! すべてが半端じゃなく大きい。敷地もだだっぴろかった。

↑これ、入口の門。圧倒される大きさです。
そしてどの建物も黒っぽいこげ茶色で、重厚で力強い印象を受けました。知恩院、かつてはかなり大きな勢力を持ってたんだろうなあ。
せっかく近くまで来たんだしーということで知恩院の近所にある一澤帆布店にも行ってみたけど、予想通りお家騒動のため休業中でした。復活できるといいですね。
そして、私たちは祇園エリアへ。風情があっていかにもって感じ。

祇園お茶屋の脇を流れる白川のせせらぎ。木陰の橋げたに座ってぼーっと眺めてました。得も言われず心地よかった。
その後、四条大橋を渡って鴨川べりで語らう人々をしばし眺め、錦市場を歩いた。あいにく水曜なのでお休みの店も多かった(私の友人のお店もお休みだった)けど、活気のある市場はやっぱり楽しい。
くたくたに歩き疲れて、烏丸から阪急に乗って帰路に着いた。阪急ラヴァーな私は久々に乗れて嬉しかったよ。
本当に気持ちよくて楽しい京都観光でした。飽和状態になるくらいたくさんのみどりを見れたのもよかった。大阪は街中のみどりがとても少ない(公園や山のあたりに行けばあるんだろうけど)ので、たっぷりみどり貯金ができました。
私は近日中に美術展を観にまた京都へ行くけど、観光もまだまだしたい。今度は他の友達も一緒に行きたいな。葵祭へ行こう!という計画も持ち上がってます。せっかく近いんだから行かなきゃ損損(昨日なんて往復の電車賃と拝観料で計1100円だもの)。
楽しめる範囲で、無理せず気楽に、楽しみましょう。