れーくいえーむ

今日はおっちゃん(ゼミの先生)にゼミ論を提出しにガッコへ行って、夕方からはおともだちと大フィルのモーツァルト「レクイエム」を聴きに行った。
前半のシューベルト「未完成」は、やっぱ聴きながら緊張した。この曲聴くといつも緊張しちゃうんだよね。
ロルフ・ベックさん(指揮者)によるレクイエムは、かなり禁欲的というか謙虚な音楽づくりだった。あの曲独特の「鬼気迫る」みたいな異界パワーはあまり前面に出さないようにして、音楽の流れを重視して非常に美しくまとめておられました。これはこれで1つの世界観としてアリだと私は思う。ロルフ・ベックさんは、指揮っぷりからも合唱のことを完全に理解してるって感じがにじみ出てたなあ。コンマスの長原幸太氏は今夜もがんばっておられました。
久々にナマでモーツァルト「レクイエム」を聴いて、すごく演奏したくなった。弾きたいというよりは歌いたいなあ〜。