週末の長距離移動中に読んだレベッカ・ブラウン「体の贈り物」がかなり良かった。この人の作品は以前「私たちがやったこと」の冒頭の1篇にショックを受けて以来読んでいなかったのだけど、「体の贈り物」はそれとは全然違って現実世界の在りようを静かにみつめる視点で書かれていて、強く共感(共振)しながら読むことができた。
時間的にも金銭的にも村上春樹の新作を買うべきでないし読むべきでないことは明らかなのだけど、今日うっかり買ってしまう気がすごくする。たぶん2時間後にでも。